Table of Contents
外出時で地震!自宅で被災するとは限らない
地震や津波などの災害は、いつ起こっても不思議でない「自然災害」です。
自宅で被災するとは限りません。
自宅にいる時間は、平均で1日16時間程度と言われていて、会社務めをされている方は、自宅にいる時間より、外出先の時間の方が長い場合もあります。
災害に備えて、自宅での対策はしっかりと備えを終えている方もいらっしゃると思います。
しかし、通勤通学途中に…仕事中の職場で…週末レジャーや買い物のお出かけ中に被災するかもしれません。
実際、東日本大震災時の大都市東京では、多くの帰宅難民が出ました。
※「帰宅難民」とは…地震などの災害で交通機関が止まり、都市部にいて自宅へ帰れなくなる人のこと。
東京において、帰宅難民が多く発生したものの、地震直下ではなかったこともあり、ビルが倒れていたり、広範囲の火災の発生があったわけではありませんでした。
ライフラインが止まっただけで、大都市は大混乱します。
長い時間をかけて徒歩で帰宅するのは、途中でトイレに行きたくなったり、喉が渇き、寒く、足が痛い。
外出先でもしも大地震が起きたら…。
気持ちの中で想定して、ひとつひとつを確認してみましょう。
外出先で大地震に遭ったとき
揺れが大きい時は、バックや上着と何でもいいです。
ガラスなどの落下物が、皮膚に直接あたらないように頭を保護しましょう。
揺れがおさまったら、身の安全を確保して冷静に行動しましょう。
地震の揺れがおさまっても、まだ強い余震がくることもあります。
アナウンスがある場合は指示に従い、自分で判断し勝手な行動を避けましょう。
そして、避難したらしばらくは安全を確保して、冷静に行動するために様子をみましょう。
大地震に遭うと、家族や自宅の被害状況が気になってしまい、すぐに帰宅しようと焦ってしまいます。
しかし、現状の被害状況によっては、移動することで危険を招く恐れがあります。
家族の安否確認ができ、帰宅が困難な場合は無理に移動しない選択も視野に入れておきます。
体力・用意が十分でない場合には、無理に帰宅をしないで、早めに最寄りの避難所に行きましょう。
オフィスビルにいた場合、必ず階段を利用して行動し、エレベーターに乗っている場合は、全ての階のボタンを押し、最寄りの階で降りてください。
デパートや公共施設では、係員の指示に従い、身の安全を確保します。
海や川の近くにいるときは、速やかに高台に避難し、津波警報や避難勧告・指示が解除されるまでは戻らないでください。
山の近くでは土砂崩れに注意し、崖や急斜面の道から遠ざかるようにしましょう。
外出時の地震!もしも…に備える“防災危険3つのチェック”
家を一歩出たら、そこから外出がはじまります。
勤務先や学校と目的地まで、「もしも大地震が起きたら…」と想像して歩いてみましょう。
倒れそうな木々やブロック塀が倒れてくるかも…
ビルから割れたガラスや看板が落ちてくるかも…
古いビルなどの建物が倒壊するかも…
転倒・落下物などチェックするべき場所は多くあります。
もしもの時…と考え、身を守れそうな場所を探しておきます。
そして、出先では階段や広い道路、そして非常口などの避難ルートを必ずチェックしましょう。
商業施設や駅ビル・レジャーランドなどでは、避難経路が「道のご案内」として必ずあります。
はじめて行く場所では、地震と火災を想定して、ザっと覚えるようにしましょう。
- 転倒・落下物に注意する
- 身を守る場所を定める
- 避難ルートの確認
外出時の地震!もしも…に備える持ち物“最低限必要な物チェック”
- 日々の防災
■ 南海トラフ・首都直下地震!大丈夫と思う「正常性バイアス心理」危険性
■ 「防災の日」災害被害0次から3次とレベル別に用意するものリストと避難方法を確認!
■ 外出時の地震!もしも…に備える持ち物“最低限必要な物チェック”
■ 外出時の地震!もしも…に備える気持ち“防災危険3つのチェック”
■ 大型地震の前兆現象スロースリップ!必要な水量と食料などのローリングストック法”
■ 災害時一番に持ち出す大切な物!災害経験者:家族歴史写真などの保管のコンパクト化! - 決めておくこと
■ 地震災害発生の前後行動を家族で話し合い決めておく「5つのルール」 - 生活について
■ 台風!窓ガラスのガラス飛散防止|養生テープ・マスキングテープ100均~300円
■ 被災後の基本「在宅避難生活」避難所で配給を受けられるとは限らない
■冬の防災ライフラインがストップ「冷えた体を温める必要なモノ15選」内側対策編
■冬の防災-ライフラインがストップ「冷えた体を温める必要なモノ15選」外側対策編
■ 災害時の避難“車中泊”5つの利点と難点!ガソリン満タンが備え
■ 災害緊急時に便利「紙コップでお湯を沸かす」おすすめ固形燃料はコレ!
■ 長期避難防災グッズ【火鉢】暖を取るだけでなく貴重なお湯が沸かせる - 健康について
■冬の防災「体温低下時の健康ダメージ」回避するための「寒冷非常時に用意する15選」
■被災後だからこそ「健康を守る」4つのポイントに注意! - 食事について
■冬の防災ライフラインがストップ「冷えた体を温める必要なモノ15選」内側対策編
■災害時これだけは備えたい「10の役立つ道具」食べるために絶対必要 - 衛生について
■地震災害時のトイレ事情!対処を間違えると床が便だらけ?用意したい防災グッズ - 用意してくと便利なもの
■ 地震・水害【車での備え】注意する避難行動と防災グッズ15選
■ 252生存者あり「SOSサバイバルキット」災害を想定し携帯コンパクトタイプを用意
■ 災害時の電源供給は移動式蓄電池&ソーラーパネル!ポータブル冷温庫が使えた
■ 災害時の停電で水と電気を確保!「ペットボトル用ソーラーライト」
■ 災害緊急時に便利「紙コップでお湯を沸かす」おすすめ固形燃料はコレ!
■ 長期避難防災グッズ【火鉢】暖を取るだけでなく貴重なお湯が沸かせる - 100円均一で用意できるアイデア
■ 【100円アイデア防災グッズ】携帯用の防災グッズ15選!揃えて帰宅難民の覚悟を!
■ 【100円アイデア防災グッズ】携帯トイレはフリーザバッグが便利
■ 【100円アイデア防災グッズ】消臭ポリ袋は携帯用と非常用を用意
■ 絶対用意して!黒ビニール袋アイデア10選:100均を防災用品に