地震防災「室外の備え」3つのポイントで安全な避難経路を確認

   
   
 
 

地震防災は地域を知ることが重要

自然災害をくい止めることはできません。

災害が発生した時に、自分の命を守りぬくことが一番大切です。

災害による被害を大きくするのも小さくするのも、未来を考えられるのも。私たち一人ひとりの知識と備えにかかっています。

地震の揺れ方は、地盤の違いによって異なります。

地盤によって揺れ方がまったく違うことから、近郊の地域でも被害に差が出るといわれています。

そうした地盤からの影響は、山や川を形成してきた長い歴史も関係してます。

自分が住んでいる地域は、揺れやすい場所かどうか、過去にどのような災害が発生したのか?

地盤は硬いのか?田畑などが埋め立てられた場所なのか?などを確認し、地震による「揺れやすさ」を、地図上で調べておきましょう。

地震防災「室外の備え」3つのポイント

自分の住んでいる地域を知ることは、自分の命を守ることに繋がります。

そして、避難先の規模や環境を把握することで、準備するものも一人ひとり違うので、イメージをして備えるようにしましょう。

1.地形を知る

地球は気が遠くなるほどの長い時間をかけて、今の国や地域の地形をつくり上げています。

現代では人工的にできた地域もあります。

火山によってできた山などの凹凸や、大きな川…小さな川と、足元の土地にはそれぞれ特徴があります。

  • 低地-軟弱な沖積層という地層なので揺れやすく、海岸や河川の近くの場合は津波の危険があります。
  • 台地-地盤は安定していますが、急傾斜地崩壊危険箇所があります。
  • 山地-山崩れや土石流・地滑りなどの被害を受ける危険があります。

そして、それぞれの地質が同じという訳でもなく、河川の形状でS字になっている場合、決壊してしまう可能性があるポイントがあったり、山の形状から、どのように崩れていくのかということも重要なことです。

過去に大地震の事例や、市町村が調査した危険度を調べて、自分の住む地形を調べておきましょう。

2.居住地域を知る

家のまわりの地形や地質・崖地などの危険な地形をしている場所を知ることは、防災対策に必要不可欠です。

基本的な地形を把握した上で、避難場所を確認して安全な避難経路を考えます。

倒壊しそうなビルが立ち並ぶ細い道や、川沿いや崖崩れを起こしそうな場所は避けるようにします。

広い公園やオープンスペース・公民館などの公共の場所や、コンビニなどの施設なども確認しておきましょう。

確認作業をしておくと、記憶の中の知識が素早く判断でき、安全な場所に避難することができます。

3.避難場所の確認をする

各市町村では、あらかじめ災害時の避難場所を定めています。

避難指示が出た場合、近くの小中学校や公園などの一時集合場所に避難をします。

自分はどこに一時避難をするべきなのかは、市町村のホームページや、配布しているパンフレットなどでわかりますので、あらかじめ位置などを確認して、避難勧告や避難指示が出たときには、速やかに避難場所に移動できるようにしておきましょう。

そこが崩壊したりして危険な場所になった場合、大きな公園や広場などに移動します。

自宅が被害を受けた場合は、公共施設や公園で生活をすることになるので、準備が必要です。

目的別避難所
  • 広域避難場所とは?
    地域全体が危険になったときに避難する場所です。
    火災の熱から身体を守るためには、10ヘクタール以上ある公園・団地・大学などが指定されています。
  • 一時避難場所とは?
    危険を回避するために、一時的に避難する場所です。
    広場や公園、学校の校庭などが指定されています。
    帰宅困難者が、交通便が回復するまでの待機する場所でもあります。
  • 収容避難場所(避難所)とは?
    短期間の避難生活が必要な場合、避難生活を送る場所です。
    生活機能が提供できる学校の体育館が指定されることが多いです。
  • 福祉避難場所とは?
    一般の避難所では生活が困難である人(介護の必要な高齢者や障がい者など)が、福祉避難所として使用できる地域があるので、市区町村などに確認をしましょう。

どこに避難場所があるのかなど、各市町村が発行している「防災情報マップ」などで確認できます。

地域の危険度を把握する

自分の住んでいる場所は、密集地域なのか?自然災害を受けやすい地域なのか?

地域の危険を知ることが、自分の命を守る対策になります。

居住地の「災害史」を調べることで、過去の災害の教訓をもとに防災対策を立てることができます。

日常が平和であることで、消えていく地域の危険を、調べることで現実感を持った備えが可能になるのです。

地域の図書館には、地域の歴史が調べられる資料がありますので、「災害史」を意識してみましょう。

そして、地域の火災危険度や建物倒壊危険度などを数値化している市町村もありますので、自分の住んでいる地域の危険度を確認してください。

  • 建物倒壊危険度
    耐震性が低く、地盤が沖積低地・谷底低地など注意が必要な危険がある場所
  • 火災危険度
    木造建物が密集している地域で、火災が延焼し広い地域に広がる可能性がある場所

 

様々な危険な地域は、ハザードマップで被害想定地域なども書かれています。

自分が住んでいる場所の浸水・土砂災害・液状化になる地質など、危険性を確認しましょう。

自分や家族の命を守るには「4つの備え」が必要です。

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