被災時に不足する栄養は？

わかめは味噌汁の具で良く使われる食材です。

お酢で和えたり、ドレッシングでサラダにしたりと、多くの副菜をつくれるのも、乾燥海藻類です。

その海藻類を非常食として考えたことありますか？

実は、被災したときにすごくおすすめの食材です。

被災時の体は、心理的不安もありますが、野菜不足からビタミン・ミネラル・食物繊維が不足して、体調不良になる人が多いのですが、わかめなどの海藻類でその悩みを減らすことができます。

海藻類の乾燥わかめの栄養効果は避難生活では大活躍する

海藻といえば、低カロリー食品の代表格として有名です。

低カロリーということで、あまり栄養がないと思っている方も多く、味噌汁の具ぐらいでしか食べないと言う方もいらっしゃいます。

低カロリーだけど、食物繊維やミネラルなどの栄養素が豊富に含まれているのが「海藻」です。

ですから、被災中に不足する栄養素が豊富に含まれているのです。

海藻にはカルシウムや鉄、カリウムや亜鉛、ビタミン・ミネラル・食物繊維やタンパク質などの栄養素もバランス良く含まれています。

海藻類の効果は、日常でも必要ですが、野菜不足の被災生活では効果を期待したい食材です。

被災時に不足する、ビタミンDやビタミンKが比較的多いのが特徴です。

そして、海藻の特徴は、食物繊維が豊富なことです。

食物繊維には、水に溶ける水溶性食物繊維と、水に溶けない不溶性食物繊維があり、海藻には水溶性食物繊維が多く含まれています。

食物繊維が多い食材をイメージすると、セロリなどのスジの多い野菜を思い浮かべることが多いですが、海藻にもたくさんの食物繊維が含まれていているので、食物繊維を効率よく摂るために、ピッタリの食材なのです。

海藻の仲間の昆布のページでは、アルギン酸やフコイダンといった水溶性食物繊維の詳細も書いています。

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被災時、体を弱アルカリ性に保つ“昆布”を備えて非常食を工夫する

https://tomoiku.co.jp/konbu

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海水の成分は人間の成分と近いため、必要なミネラルが豊富に含まれています。

しかし現在の日本人は、食物繊維やカルシウム・鉄・リン・カリウムなどのミネラル類も、不足しがちな栄養素なので、普段から海藻をもっと食べた方がいいですね。

海の中から豊富に吸収した海藻類は、私達の体にマッチしたミネラルの宝庫なのです。

被災時に不足する栄養補給！非常食に乾燥わかめを備えて！

「栄養の宝庫」である海藻を、毎日食べている人は少ないのではないのでしょうか？

乾燥わかめはストックするにあたり、収納場所をあまり必要としない食材なので、ローリングストック法で毎日使う食材として備えておきたいです。

被災時にラーメンやうどんに入れたり、インスタント味噌汁などにも足したり、使い道は多いですね。

味付け調味料である、ポン酢やドレッシングをかけるだけでも副菜になるので、使い道に困ることはない食材です。