事前に予測できる「台風・風水害」命を守るための備えと計画的対策

   
   
 
 

「台風・風水害」は事前に予測できる!最新情報を意識する

事前に予測できる「台風」暴風・停電・浸水などの対策

いつ起こるがわからない地震と違い、台風は数日前から危険な状態を知ることができます。

実際令和元年の台風15号は、気象庁から「特別警報」を早い段階で発令していました。

そして、大停電…水不足と様々な災害が発生しました。

水がない…食料がない…と、準備を怠ってしまった方もいらっしゃったのではないでしょうか。

まだ事前に知ることができた災害ですが、もし地震だったら…と想像してみてください。

千葉県災害意識調査で約25%の方が災害準備をしていて、他の方は無防備だったようです。

事前避難や食料の準備、停電に備えていたか?…など、約25%の家庭が準備を整えていたものの、その他の家庭では水の確保もしていなかった家庭もあり、すぐに食料困難になったケースもありました。

台風などの災害のために、準備していた家庭が少なかったことが、台風が去った後の生活が困難になった原因になりました。

政府はまず国民の命を守ることを優先するので、命を守れた自分は、3日間は自力で生き延びることが必須。

当サイトでは、最低限7日の備蓄を…できれば1か月の水と備蓄・ライフラインがストップすることで様々なトラブルが発生するのでシュミレーションをして準備をする必要性を綴っています。

現実は、地震における大災害ではないにもかかわらず、ライフラインの停止によって生活ができなくなったことを目の当たりにして、強く1か月の生活ができる準備をすることを語っていこうと思いました。

台風がやってくる!その安全対策とは

台風は5日先まで進路と暴風雨域の予想ができるようになっています。

気象庁はその想定被害に応じて、アナウンスをしています。

できる安全対策を段階的にやっておきましょう。

台風上陸前、家周りの点検

自分の家を守るだけではなく、自分の所有物が他人の家のガラス窓に飛んでしまうことあるので、万全の準備をしましょう。

  • 屋根・外壁
    瓦やトタンのひび割れや剥がれた状態、ブロック塀などのひび割れなど、確認し補修する。
  • 雨戸
    破損や腐食・がたつきなどを補修して、開閉がスムーズか確認し補修
  • 雨どい
    外れていたら直して、土砂や落ち葉などが詰まっていまいか確認し掃除
  • 物干し竿
    飛ばされないようにしっかり固定するか、室内に取り込んでおく
  • 自転車
    強風でなぎ倒れ風に引きずられ危険なことにもなるため、玄関に入れるか、それが無理なじゅおたいの場合しっかりした柱や家屋の一部に結んでおく。
  • 植木鉢・庭木
    鉢植えは室内に入れ、庭木の枯れ葉などを掃除しておく
  • 排水溝・道路側溝
    詰まった落ち葉やゴミ・泥などを掃除して水はけをよくしておく。

台風上陸前の室内の準備

自分の家周りを万全の準備をしていても、どこからか枝や飛ばされた住宅の一部の危険な飛散物が、ガラス窓に飛び込んでくることがあります。

雨戸を閉めることが安全確保できますが、出窓やデザインされた窓などは雨戸がありません。

台風の強風による飛散物で窓ガラスが割れる危険性があり、室内に散らばったガラスは深夜停電していたりすると大けがのもとです。

風速が30メートルくらいを超えてくると外に置いてある物が飛んできて窓ガラスが当たり割れてしまいます。

地震対策と同じく、「ガラス飛散防止フィルム」を貼ることをおすすめします。

 

何もない場合、カーテンを閉めるだけでも効果があります。

ガムテープを貼る方法もありますが、後で剥がすのが大変と思う方が多いのですが、「養生テープ」はきれいに剥がせるので、防災用として揃えておくと便利です。

建築現場・塗装・引っ越しなど、ガムテープを使っているように見えますが、きれいに剥がせていますよね?

「養生テープ」と言います。

貼っては剥がし…と、あらゆるところに使えるので、とても便利です。

 

浸水する可能性がある場合、土のうがあればいいですが、普段から用意していない限り、すぐに準備できるものではありません。

できることは、普段ごみ袋として使っている45ℓを袋を二重にして、水を半分ほど入れ、入り口などに隙間なく敷き詰める方法があります。

さらに段ボールなどに入れて並べると、強度が高まります。

床下浸水を想定して、濡れては困る貴重品や電化製品などを高い場所(二階など)に移動させておきましょう。

災害が起きる前後の避難行動

気象庁と自治体が発令する危険度を軽視することなく、早めに危険を回避することが、命を守ることです。

警報が出た時点で、家族全員が睡眠につくことは危険なこともあります。

気象庁が「特別警報」を発令し、自治体が「(緊急)避難指示」を発令する緊急事態を知ることができません。

台風が直撃する地域に住んでいる場合、深夜でも寝ないで起きていた方が安全確保ができると思います。

台風時、屋内にいる時の注意

 

大雨になって浸水すると、地下室には急激に大量の水が流れ込むため、水圧で扉が開けられなくなります。

道路よりも低い位置に家がある場合、1階・2階も同じ状況になるので、すぐに避難できるようにしておきましょう。

そして、台風が通過している時は、強風によって物が飛んでいるので、雨戸を閉めたり、マンションなどで雨戸がない場合カーテンを閉めて窓から遠い場所にいるようにしましょう。

まずは、大型台風が接近しているときや、大雨が降り続けているときなど、外出は避けるようにします。

そして、雨が弱まったからと、外に見回りに行くもの危険です。

台風時の外出先では危険が多い

大雨で道路が冠水すると、地下道など滝のように水が流れ込みます。

地下にいると外界の異変を感じにくくなるので、常に注意し素早い状況判断をすることが。あなたの命を救います。

そして、川や池など大量の水がある場所では氾濫の危険があり、上流で降った雨で急に水位が上がります。

水が濁ってきたり、木の枝などが流れてきたら、川などには近づかないようにします。

そして冠水した道ではマンホールのフタが外れていることもあるので、歩かないようにして高い建物に避難することも考えましょう。

台風時に車に乗っていたら…

もしも車に乗っていたら…と別記事になっていますので、合わせてお読みください。

命を守るための備え

備えについては「地震災害」と同じですので別記事になっています。

合わせてお読みください。

ライフラインが止まる。

そのことによって、生活がガラリと変わります。

断水に備えて、最低限3日、できれば7日、理想は1か月分で、必ず用意しておきましょう。





事前に予測できる災害は計画的な対策

台風や他の災害も、地震以外は事前に知ることができます。

自分の命を守るため、そして災害後被害があっても、どうにか生きていかれるような対策をしておけます。

すべてが流れれてしまう大きな災害もありますし、備えを取り出すことに夢中になって避難行動が遅れてしまう場合もあります。

自分に置かれた状況を早めに把握し判断することが、自分そして家族を守れることです。

我家には小さな孫や90歳の高齢者、犬がいます。

それぞれの立場になって、全員が安全に暮らしていくために、様々な状況を想定し家族と話し合っておくことは、無駄になることはありません。

人は自然災害から逃げることができません。

受け止めるしかないのです。

ただ、対策や備えをしておく自分の事前行動によって、被害を最小限にできるようにする意識することが大切だと思います。

 

防災「4つの備え」
気になる記事をチェックしてね♪

はじめに

地震対策でやること“災害の4つの備え”救援物資は最低3日はない!

  1. 物の備え
    「防災の日」災害被害0次から3次とレベル別に用意するものリストと避難方法を確認!
    ローリングストック法(1)救援物資がない!日常備蓄の思考で非常食
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    ローリングストック法(3)備蓄品の分散収納方法!災害を想定し工夫
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  2. 室内の備え
    地震防災「室内の備え」3つのポイントと転倒・落下・移動防止方法
  3. 室外の備え
    地震防災「室外の備え」3つのポイントで安全な避難経路を確認
  4. コミュニケーションという備え
    地震防災「コミュニケーションという備え」家族会議と地域との関係
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