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地震の多い日本
日本の国土は世界の0.25%と小さいけれど、世界の大地震の2割以上が日本で発生しています。
どんなに科学や技術が発展しても、地震を止めることはできないです。
圧倒的な自然の力の前では、人間の力は本当に弱く、災害が起これば、日常の暮らしはいやおうなく奪われます。
しかし、太古の昔から地震の脅威にさらされながらも、滅びていません。
先人の人たちが残してくれた知恵と工夫で、私達はこれからも乗り切らなければなりません。
今、大きな地震を経験をされた方々が、同じ多くのメッセージを下さっています。
これから経験をするかもしれない私達は、辛い思いを経験された方々に感謝し、必ず生きた情報にしなければなりません。
TOMOIKUサイトもしかり、多くのマニュアルは想定内の情報であり、地震発生から直後の行動は、マニュアルを見ながら動く時間がありません。
情報やマニュアルを、自分の環境や状況を加えて咀嚼し、想像力を使って判断することが一番要求されます。
豊かな日本の残酷さ
大陸プレートが動いて日本列島を跳ね上げ、活断層が動いて地震になります。
日本列島は、地球の生命エネルギーが満ちているのです。
全国各地に温泉があり、四季を楽しむことができる日本。
それは、狭い国土の中で多くの火山を抱えているからこそ、豊かな生活ができてるとも言えます。
日本は、夏や秋に台風が訪れ水害がある反面、世界でもまれにみる「水の豊かな国」です。
その自然の営みは“豊かさと残酷さ”の裏表一体で、大きな被害がなければ、こんなに美しく自然を感じられる国は、他にはないのです。
想定外の自然災害
記憶に新しく大きな地震はいくつかありますが、地震の年表を確認すると日本ではこんなに地震があるのか…と愕然とします。
北は北海道の「北海道胆振東部地震」や、南の九州「熊本地震」…
阪神淡路大震災では、頑丈に造られていると信じていた高速道路が折れた。
東日本大震災では、津波の恐ろしさを知った。
そして、地震から引き起こされる二次災害が加わって、複合災害になっています。
地震によって津波が発生し、漏れた油で火災が生じた。
地震によって地盤が緩んで、雨が降って地滑りが起きた。…など。
どれも想定外の事態と言われていますが、年表を確認すると、被害状況は想定内と言わざるを得ません。
いつかくる大地震。
想定外のことは必ず起きるのでしょう。
地震などの自然災害では、誰ひとりとして同じ条件の人がいるわけではありません。
一般的なマニュアルを頭に叩き込み、地震が起きたその瞬間から、自分で状況を確認し想像力を働かせて行動をしなければなりません。
最終的に判断するのは自分自身です。
そのためにも、どうしたらいいのか?…と、基本的な情報を得ておくことがとても大切です。
人の脳は、シュミレーションをしておくことで、体が動きます。
その一瞬の行動には時間差が生まれ、それが生死の分かれ道になるかもしれません。
脳内の「防災習慣」を身につけよう
生き残るために大切なことは、災害イメージで恐怖を感じることではなく、明日の自分のために「防災」を日常の習慣にしてしまうことです。
生きていくための自分の「危機管理」をすることです。
「食と暮らし」は、どんなに大きな災害であろうと、命があれば必ず必要なこと。
防災のための生活を考えると、疲れてしまいます。
生活習慣の中に、自然に「防災」を取り入れて、無理のない方法で継続できるように、このサイトをつくりました。
防災士として伝えていくべきことと、女性目線・母親目線・防災料理研究家として、お役に立てるように情報を発信して参ります。
何か忘れていることはないか…
もしもの時…不便になること…
最低限用意するだけで、健康を保てる…
料理のアイデア…と、様々な「どうしたらいいの?」に応えていきます。
何か疑問や不安がありましたら、それにお答えする記事を書きますので、お問い合わせください。
どうぞよろしくお願いいたします。
女性防災士:TOMOIKU
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