災害時ジャムがあると便利！

非常食で用意したカンパンや缶詰のパン、若しくは避難所で配られたコッペパンなど、味気ない淡白な食料が続くと、どうしても飽きてしまいます。

食べ物があるだけでもありがたい状況ですが、飽きてきた時点で人の脳は感謝の気持ちから“不幸”を感じるようになり、明日への活力を失っていきます。

そんな時、白米だったら「ふりかけ」をかけるだけで、違った味と栄養を得ることができるように、調味料があれば簡単に味を変えられます。

偏った食生活の中で、ジャムとはいえ「果実」を摂ることから、炭水化物が多い食事に違う栄養を補うことができます。

そして、甘いモノは脳に喜びを与えるとも言われているので、ジャムをローリングストック法で常に在庫があると便利です。

常温で長期保存ができるジャムは開封後は注意

市販のジャムには大量の砂糖や防腐剤などが使われていることが多いので、開封する前は長期間保存ができます。

通常で売られている、瓶詰のもだと常温保存で1～2年間位の賞味期限があります。

砂糖には防腐効果があって、砂糖の量によっても賞味期限は異なっています。

瓶詰で未開封の状態であれば、高糖度（糖度65％以上）は2年間位、中糖度（糖度55～65％）は1年半位保存できます。

しかし、ダイエットやヘルシー・無添加など、自然派志向のジャムは期間も短いため、自分の好みの賞味期限は必ず確認をしましょう。

そして、いったん開封した後は、冷蔵保存で2週間程度を目安に早めに食べ切るようにしなければ、腐敗していきます。

ジャムをローリングストック法で検討した場合、瓶の大きさや賞味期限に注意が必要です。

ローリングストック法をする時のジャムの選び方

私は小さな孫と同居しているので、無添加・オーガニックのジャムを購入するようにしています。

しかし、避難生活をするためのジャムは糖度の高い、長期保存ができるタイプをストックしています。

無添加のジャムをローリングストックしてもいいのですが、ジャムの場合は開封後は冷蔵庫に保存する必要があり、冬ならばいいのですが、夏に被災した場合、ジャムが腐敗することも考えなければならないので、使い切れるように小さな瓶のものをローリングストックするようにしています。

ローリングストック用のジャムは３カ月に１回使用するようにして、日常ではオーガニックジャムか自家製ジャムを使っています。

日常では、ヨーグルトに添えたり、ケーキやパンを焼くときなど、ジャムの消費に困ることはありません。

ジャムをローリングストックをする場合、被災時の場合は開封後、冷蔵保存ができないので、小さい瓶を選んでおいた方がいいです。

そして、ダイエットなどで糖度の低いタイプのジャムを選んでいる場合は、糖度の高いジャムもひとつ用意して賞味期限ギリギリまでストックしておくのもいいと思います。

避難生活では、配給されているカンパンやコッペパン、牛乳や豆乳などにも混ぜたりと、多くの利用が可能なものです。

ジャムは、果実であること・甘い…と体の栄養と、心の潤いを得ることができるので、用意しておくと被災時では便利で助かる食品です。
 

 

 

 

＊＊＊関連記事＊＊＊