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災害時の様々な想定をして!
地震などの天災は、いつ訪れるのかわかりません。
もしかしたら、用意していた備蓄を取り出すこともできない状況になるのかもしれません。
若しくは、ライフラインが一時的にストップされてしまうことや、被害に遭わなくても物流が全く動くことができないため、入手できるものが限られてしまうことも考えられます。
何よりも優先しなければばらないことは“命”です。
その後、どのように生きていくのかを考えればいいです。
しかし、事前に準備しておくことで、少しでも安心できるものがあるのであれば、準備しておくことが大切だと思います。
災害が大きければ大きいほど、県外からの応援を得にくいことは想像できます。
災害が大きければ大きいほど、市町村や他人に頼りたくなります。
災害が大きければ大きいほど、自分でどうにかする問題解決能力が必要になります。
災害が大きければ大きいほど…と繰り返しました。
なぜなら、想像できないほどの災害が来ないとは限らないからです。
太平洋側のプレートが大きくスリップすれば、3大都市が機能しない場合だってあるのかもしれません。
3大都市が機能しなかったら、救助作業の混乱が目に見えます。
国がどうにかしてくれるだろう…と、頼りにしていたら、未来ある子どもたちでさえ食べさせてあげられないのかもしれません。
その国の中枢が、災害によって機能しない状況になる場合だってあると思います。
給水車が何台あるのかは各市町村によって違いますが、大きくなるほど対応が遅くなる…ということを、想定してみましょう。
考えていても仕方がない。
自分でできる限りの準備をしておく…それしかないと思います。
出先で災害にあたったら…
子どもたちと別々の場所にいるとしたら…
車が使用できなくなったら…
…と、想像したくないことですが、考えておくだけでも、人間は動けるようになります。
一度も考えたことがないことの判断は、人間の体は脳と一致しないので、焦るだけで自然に体は動きません。
すべてのことを想定してみましょう。
さまざまな状況を想定して、災害に対しての思考を持つようにしておくことが、冷静に判断できることだと思います。
関連記事:用意するべき1日に必要な水分摂取量について書かれています。
お米は真空パックで用意!保存方法と保存期間
水と米があれば、どうにか生きていかれます。
もちろん我が家もカップラーメンや温めるだけの食事などを用意しています。
しかし、長期戦になるのであれば足りるはずがありません。
避難所での炊き出しがあるのでは?…と考えますが、そのような状態ではない場合があるかもしれません。
自分の家が立ち入り禁止になって、外での生活を余儀なくされることもあります。
米と水の準備は充分にしておいて、困ることはありません。
お米のストックは品質が悪くなったり、虫がわくのでは?と躊躇している方。
オススメは真空パックにしてくれるお店のお米をストックすることをおすすめします。
玄米から精米してくれるお店なので、好みのお米が購入できます。
包装は無料の「真空パック」を選んでください。
減農薬栽培米で、玄米から好みの精米をしてくれます。
包装を無料オプションで真空パックにしてくれます。
表示では紙袋になっていますが、ちゃんと高田さんのオリジナル真空パック袋で届きます。
真空パックのお米は、1年間ぐらいの長期間保存できます。
お米は酸化する食品ですが、真空パックになっていることで酸化を遅らせることができます。
直射日光や暖房の風や温かい部屋を避けて、涼しい場所で保管しておきます。
そして、ローリングストック法で、数ヶ月経過したら食べればいいので、1年の長期保存ができますが、お米は常に食べられるものなので、鮮度を保った方がいいと思います。
私は5kgを6~8袋を用意しています。
お友達にお米屋さんがいるのですが、真空パックにできないので、備蓄用はいつも楽天の2件で購入しています。
お米は玄米から無洗米にできるのですが、玄米が一番日持ちはします。
玄米は栄養も豊富ですが、水に浸ける時間が長いことを災害時ではデメリットになってしまうこともあります。
無洗米にすることで手間ははぶけて、便利かもしれません。
炊き出し用の「魔法の米炊き袋」でおいしく炊ける
子供が小さい時のキャンプでは、飯盒炊爨でごはんを炊いていましたが、孫とのキャンプは大きなお鍋で炊いちゃってます。
そして、最近はお鍋を汚さなく洗う手間がない「魔法の米炊き袋」を使用しています。
お鍋に米がつかないので、とても衛生的!
炊き出し用のグッズですが、個人の家でも充分便利に使えます。
一合の米と水をビニール袋に入れるだけです。
無洗米ではない米を使用したので、洗わないで使うと、ちょっとだけヌカの香りが残りますが、違和感なくおいしく食べることができます。
水が少ない時に、鍋を洗うことをしなくて済むので、すごくおすすめ!
雑穀を混ぜて炊いてみましたが、これもすごくおいしく炊けました。
一番はじめに食べた時、便利なモノがあるんだなぁ…と、関心してしまいました。
今回は、お見せするために、自宅で作りました。
魔法の米炊き袋(炊飯袋)で米を炊く方法!雑穀・混ぜご飯もOK!
災害時では水がとても貴重です。
その中でも特に“飲食に使うための綺麗な水”は特に貴重になります。
食器や鍋を洗うことを考えると、きれいな水はもったいないです。
炊飯袋に入れるお水はきれいなお水で、鍋に入れる水は飲み水のように綺麗でなくても大丈夫です。
炊飯袋がない場合、熱に強いポリ袋を2重にして同じようにたくことができるようですが、私は試したことはありません。
米ときれいな水を各1合(180ml)袋に入れて同じ方法で作れます。
【炊飯袋でお米を炊く方法】
- お米と水を線まで入れます。
- 中の空気を抜いて口を輪ゴムでしっかり止めます。
- 鍋に袋がかぶる位のきれいでなくてもよい水を入れて、米入の袋を入れて炊きます。
- 沸騰してから15~20分煮沸させます。(缶詰やレトルトなどもいっしょに温め可)
- 火を止めて、約15~20分蒸らします。
そして出来上がり!
白米はもちろん、雑穀米も美味しく炊けました。
玄米は袋に入れて1時間ほど水につけたまま鍋の中に入れて、ねかせた方が柔らかくできます。
環境衛生上や抗菌作用や栄養を考えて、梅干しを1つ入れて炊くといいですね。
100枚入りですが、安価なので多くて困ることはないと思います。
災害時、出来上がったごはんは袋に入ったままでも食べるようですが、とても熱いので火傷に気をつけてください。
キャンプでは、炊飯袋で何度も炊いています。
一回も失敗したことがないので、お試しで炊いてみる必要はないと思います。
衛生的で洗う手間がなく、水の無駄がない上、美味しくご飯が食べられる…便利な災害用グッズです。
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