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災害時の非常事態でも温かい食事
災害時に避難所に行かなければならない場合、3日分の食事の用意をしていかなければなりません。
配給は3日間ない場合があるからです。
その理由は下記の記事です。
被害の大きさにもよりますが、3日間は人命救助が優先されます。
政府は東日本大震災の経験から、自力で7日間生きる備えを…と3日から7日の準備をするようにと切り替えつつあります。
避難をするにあたって、持ち出し袋の中に、非常食を用意していると思いますが、もし被災する季節が
“冬”の場合、寒さに凍えてしまう場合もあり、温かい食事は心身共に明日への活力になります。
避難をするとき、危険を回避するために、カセットコンロを持ち込むことができない手荷物になることや、ひとり暮らしや高齢者など、リュックに用意している水と食料だけで精一杯の方もいらっしゃるでしょう。
そんなとき、火や電気を使わなくても温かい食事が取れる、非常用具があります。
少量の水だけで加熱できる“モーリアンヒートパック”
温かい食事が食べたい…温かい飲み物が飲みたい…
非常時に手軽にお湯を沸かせたら…という声が多く、そんな声に応えてできた商品が“モーリアンヒートパック”です。
火を使わずにお湯を沸かすことができて、使用する水は海水以外であれば、水道水・井戸水・川や池の水、雨水・ミネラルウォーターなど、何でもOKです。
温める食品は、アルミ袋や缶詰など溶けない容器を、袋状の“モーリアンヒートパック”に入れ、直接食品に触れることがないので、海水以外であれば安全に使用できます。
火を使用しないので、災害での非常時の避難場所・裸火厳禁の場所・アウトドアなどでも、電気や火を調達しにくい状況でも、気軽に使えるので温かな食事を作ることができ便利です。
簡単な“モーリアンヒートパック”使用方法
“モーリアンヒートパック”は少量の水があれば加熱できる優れものです。
今まで主流とされていた生石灰を用いた発熱剤に比べて、“モーリアンヒートパック”は発熱量がアップされました。
従来の生石灰発熱剤の発熱量は、1gあたり271calでした。
“モーリアンヒートパック”は、1gあたり2427calとなって生石灰発熱剤に比べて、約10倍の発熱量になったので、短時間での発熱を可能にし、安定した持続的なエネルギーで飲食物を加熱してくれます。
軽量でコンパクトなので、非常用の持ち出し袋の中に入れても苦痛ではありません。
“モーリアンヒートパック”はS・M・Lサイズを用意しています。
メーカーさんの画像をお借りしましたので参考にしてください。
※モーリアンヒートパックのメーカー「株式会社協同」さんよりお借りしました。
数日の避難所生活!“モーリアンヒートパック”が便利
避難所では調理をするというよりも非常食を食べる状況になると想定し、カセットコンロを持ち込んで料理をするような生活になるのは、長期間の避難所生活になる時だと思います。
もし3日間だけの避難所生活で済みそうな場合、かさばらない“モーリアンヒートパック”は、とても便利です。
温かい飲食は、人の心を癒してくれます。
“モーリアンヒートパック”を使用するとき、濡れたタオルで吹き出し口をふさがないで包むと、温かい蒸しタオルもできます。
様々な「もしも…」を考えると、あると便利な道具のひとつと思ったので、用意しました。
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