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非常食の缶詰「やきとり」消費メニュー
非常食として備えてある缶詰の賞味期限が近づくと、何か料理に加えていくローリングストック法を取り入れています。
自宅で、そのまま手を加えないで食べるのは、何となく味気ない気がします。
そして、災害時に自宅避難していても、毎日缶詰をそのまま食べるのも味気ない。
手を加えて食べるのであれば、やはり栄養アップして作りたいですね。
今回は、非常食缶詰の定番「やきとり」を、簡単にアレンジしました。
「やきとり」は、被災時の鶏肉のタンパク源は重要な栄養素です。
たれ味が濃厚なので、アレンジ料理がしやすい缶詰です。
「やきとり」について、詳細記事が別にあります
缶詰に栄養をプラスする材料は乾物や水煮が便利
「やきとり」の汁を味付けに使うので、調味料は必要ありません。
今回は「やきとり」に高野豆腐とうずらの卵とネギをプラスして作りました。
非常食に便利な食材-乾物「高野豆腐」
高野豆腐はミネラル・食物繊維を多く含み、被災時の深刻な問題である便秘などの予防になります。
栄養も大豆食品の中で一番優れている食材で、植物性タンパク質の「レジスタントタンパク」は食物繊維に似た働きもしてくれます。
乾燥物なので、常温で長期保存ができ軽いのでストックしやすい食材です。
小粒タイプの高野豆腐は、味噌汁やスープに入れたり、火の使用をできるだけ避けたい非常時では、味がしみ込むのが早いのでおすすめです。
高野豆腐について詳細記事が別にありますので、合わせてお読みいただくとお役に立てると思います。
非常食に便利な食材-水煮「うずらの卵」
うずらの卵は中華丼の添え物のように使われますが、ものすごい栄養価が高い食材です。
ビタミンやミネラルを豊富に含む食材なので、普段の生活でもどんどん使用したいものです。
水煮は常温で長期間ストックできる優れもので、非常用にも向いています。
うずらの卵について詳細記事が別にありますので、合わせてお読みいただくとお役に立てると思います。
非常食に便利な食材-乾燥野菜「ネギ」
ふりかける程度の量しか使用しませんが、料理には「緑色」の野菜を添えるだけで、食欲が湧きます。
気持ちが落ち込んでいる震災時だからこそ、食欲が湧くような工夫をしたいですね。
常温で長期保存ができる乾燥ネギは、どの料理にもあうので、用意しておくと便利です。
乾燥ネギについて詳細記事が別にありますので、合わせてお読みいただくとお役に立てると思います。
「やきとりの高野豆腐&うずらの卵煮」ポリ袋に入れるだけの簡単非常食料理
料理をするというより、袋に入れるだけです。
やきとりの缶詰には鶏を煮込んだ汁が入っているので、味付けはそれだけです。
材料
- やきとり(缶詰)
- 高野豆腐(乾物)
- うずらの卵(水煮)
- ねぎ(乾燥)
- 水少々
- ポリ袋にやきとり・高野豆腐・水煮の水を捨てて“うずらの卵”を入れます。
- 缶に汁がこびりついているので、水を缶の高さ1cm以内ぐらい入れて、缶を洗う感じで汁を水に落とし、ポリ袋の中に入れます。
- 全体を軽くひとつにまとめるように感じで、高野豆腐に水分を浸透させて2~3分放置します。
- 非常時は、そのまま食べてもOKですが、やはり温めた方がおいしいです。
- 鍋にポリ袋が隠れるぐらいの水を注ぎ、底に皿を入れてポリ袋が鍋に当たらないように入れます。
- 沸騰して3分ぐらいで、温まって美味しくなっています。
やきとりのたれは甘く出来ているので、子供からシニアまで食べられる味です。
缶詰に、栄養豊富な食材をプラスすることで、日常でも食べておいしいおかずになります。
ローリングストック法でストックする食材に悩むとき、定食をつくるようなメニューを考えて、食材を備えていきましょう。
「やきとりと高野豆腐・うずらの卵煮」を使用した定食のレシピページがありますので、合わせてお読みいただくとイメージが湧くと思います。
非常食の定食メニュー
- 主食-釜めし(レトルトパック)
- 主菜-焼き鳥(缶詰)高野豆腐(乾物)うずらの卵煮(水煮)
- 副菜-野菜(乾燥ミックス野菜)海藻(乾燥海藻)のサラダ
- 汁物-焼きナスの味噌汁(フリーズドライ)