非常食として袋麺やカップ麺のインスタントラーメンには、必ずと言ってもいいほど使用されている“かんすい”
ちょっと昔になりますが、“かんすい”は社会問題にもなり、健康食材重視の生協などは“かんすい”を使用しないと宣言した時期もありました。
そして、油揚げ麺が一般的だった時代から、ノンフライ麺や生タイプ即席めんなどが次々発売され、様々な問題の改良に努めてきた、インスタントラーメンは世界でも大人気ですね。
現在のインスタントラーメン事情について、考えてみました。
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食品添加物“かんすい”とは…危険なのか?インスタントラーメン事情
ラーメンで使う「中華麺」に絶対に欠かせないのが“かんすい”です。
あの黄色くてコシのある中華麺には“かんすい”が入っていますが、うどんには入っていないのです。
では、その“かんすい”とは何なのでしょう…。
かんすいは従来“海水を煮詰めたもの”で、それに塩を取り除いたものが、とうふなどに使われる「にがり」であることから、体に悪いものではないイメージがあります。
ちょっと昔は、天然の“かんすい”で、草・木・根の灰を溶かした水や、ミネラルを多く含んだ井戸水でしたが、下痢や嘔吐、胃荒れなどを引き起こすなど、社会的問題になったことから、人工合成添加物の時代になりました。
食品の法改正によって、食品衛生法で安全を確保された物だけが流通され、ほとんどが工業生産される人工合成添加物の“かんすい”である「アルカリ塩水溶液」が使用されています。
コシを出すために使われるアルギン酸ナトリウムや増粘多糖類、麺を黄色に発色させるために炭酸ナトリウム・炭酸カリウム・重曹、保水効果を得るためにリン酸二ナトリウムなどを使用して製造された人工合成添加物になります。
しかし、リン酸二ナトリウムは体内からミネラルを奪ってカルシウム不足を引き起こすことから、麺にはカルシウムを添加したりして調整しています。
カルシウムが多いから子供に良い…という意味で、添加されている訳ではないので、注意しましょう。
インスタントラーメンの表示には、添加物で問題視されている「リン酸二ナトリウム」が表示されていないのは、“かんすい”の中に隠されているからなのです。
食品添加物“かんすい”の安全性
昔は質の悪いかんすいが多かったのですが、現代ではだいぶ安全になってきたようです。
アルカリ塩水溶液である“かんすい”と、小麦粉に含まれるフラボノイドがアルカリ性反応をして、中華麺の独特なコシと淡い黄色になります。
うどんは食塩(塩化ナトリウム)を使用するので中性になるため、小麦粉との反応が中華麺と違い、白くてもっちりとした麺になるのです。
中華麺やインスタントラーメンを非常食として保存しているラーメンは、大人用として完全に避けることはしていません。
しかし、食品添加物に変わりはないので、小さな孫達には避けるようにしています。
“かんすい”という添加物を避けるということは、外食でのラーメンも食べることができなくなってしまうことから、自分がもっている「安全」の基準で、判断することとなります。
添加物がない方が「安全」と思いがちですが、天然の方が毒がある…という場合もあり、“にがり”や“かんすい”である、「アルカリ塩水溶液」を完全に避けることはできない上で、食べる調節も考えてみるといいですね。
私にとっては災害時の「保存食」として、インスタントラーメンは欠かせな食品です。
インスタントラーメンのかんすいは安全とされているモノですが、吐いたり、下痢、循環器系の衰弱が起こるといわれているので、胃腸が弱い人や子供や高齢者は、避けておいたほうが良いと思い、災害時の「保存食」でも、子供のものはできるだけ添加物を避けたものを用意しています。
インスタントラーメンの「油揚げ麺」と「ノンフライ麺」の違い
ここ数年のインスタントラーメンの進化は目を見張るものがあります。
麺の製法技術や、具材も油で揚げていた時代から、フリーズドライの技術によって生野菜の栄養もそのまま残せるモノ、そしてスープも様々な味の工夫されているので、小腹がすいたのでインスタントラーメン…非常食用という意識から、あまりにもおいしいことから、夕飯の1品にインスタントラーメンを加える方もいるようです。
インスタントラーメンがおいしくなっているということもありますが、低カロリーのノンフライ麺や健康志向をうたった商品の開発も素晴らしいです。
「油揚げ麺」と「ノンフライ麺」の違い
- 油揚げ麺
昔ながらの麺で、めんを入れた金属枠ごとに約150℃の揚げ油に入れて、1~2分通過させ乾燥(脱水)する方法です。
即席麺特有のちりちりした形状と食感で、油がスープに溶け出すのでコクのある味わいのスープに仕上がっていますが、油で揚げている分カロリーはやや高めです。 - ノンフライ麺
油で揚げない 製法でめんを金属枠ごと熱風乾燥機に入れて、80℃前後の熱風が循環している乾燥機の中を通過させて30分以上かけて乾燥させています。
揚げていないので、揚げ油麺のようなちりちりした感じではなく生麺に近い食感で、麺に油分がないのでさっぱりとした風味のスープが出来上がり、低カロリーに仕上げられています。
- 油揚げ麺
他に、蒸煮しためんを主に乳酸、クエン酸、酢酸、リンゴ酸などの有機酸で処理し、後で殺菌する「生タイプ即席めん」があります。
インスタントラーメンのこだわりで、油揚げ麺が好きという方が多いと、聞いたことがあります。
油揚げ麺のデメリットは、揚げ油が高温になるため、脂肪が酸化することです。
それは食事から摂取してもほとんど吸収されないとされていた「過酸化脂質」が毒性物質になって、長期に渡って食べ続けたり、大量に摂取することで細胞機能が障害されることがわかったのです。
血液がどろどろになったり動脈硬化を引き起こしたりするなど、健康障害を受ける場合があります。
ノンフライ麺は油で揚げてはいませんが、麺に植物油が練り込まれているので、油揚げ麺ほどではありませんが、過酸化脂質になっている可能性が高いので、注意しましょう。
過酸化脂質は時間の経過とともに増えていきますので、賞味期限に気をつけましょう。
インスタントラーメンの「油揚げ麺」と「ノンフライ麺」とでは、過酸化脂質の問題から、ノンフライ麺の方が健康被害は少ないです。
インスタントラーメンで使用されている添加物
インスタントラーメンは添加物の塊…と言われてきました。
今は、様々な技術によって添加物を使用していないモノや、ヘルシーなモノも売られるようになりました。
基本的にインスタントラーメンに使用している食品添加物は、日本の食品衛生法によって安全性の確認されているもので作られているのですが、海外では害が確認されて使用中止になっている添加物が、日本では使われている現実を、消費者としてどう受け止めていくのがよいのか…と考えてしまうこともあります。
私は常々、蓄積されることで害になるものが多いとブログで書いてきています。
1食、食べたからといって、すぐに体調不良になることが少ないのが食品添加物です。
アレルギーや胃腸障害の原因になる可能性も、研究で伝えられるようになったので、大量摂取や継続性を避ければ、人間が持ち合わせている解毒力でリセットができる範囲なのかもしれません。
何でも食べすぎはよくありません。
インスタントラーメンには、どんな添加物が使われているのでしょうか?
中華麺で使用されているアルカリ塩水溶液“かんすい”のほかに、どのような食品添加物が使用されているか拾い上げてみます。
- 乳化剤
コーヒーのフレッシュなどにも使用される乳化剤は「食べるプラスチック」とも言われ、油分を均一にするために使用され、品質を安定を目的としています。 - 増粘安定剤
豆類・海藻類・リンゴやミカンなどから抽出されるアルギン酸やペクチンは、ねばりを高めて、なめらかさを増す目的に使用される多糖類です。 - 酸化防止剤(ビタミンE)
多くの食品で使用されている酸化防止剤(ビタミンE)は、麺に含まれる油脂の酸化を防止する目的で使用されます。 - 着色料
麺の黄色い色を出すために、芋きんとんなどで使うクチナシ色素や、緑黄野菜の人参、糖類(ブドウ糖、砂糖など)に熱を加えるとできるカラメルなどを使用します。
インスタントラーメンの麺に使用されている添加物で「カラメル色素」というものがあり、その中の2種類に発ガン性物質(4-メチルイミダゾール)が含まれているのですが、麺に限らず食品表示で「カラメル色素」と表示されているので、発ガン性物質が入っているのかわからないことが問題です。 - 強化剤
不足しがちな栄養を補うように書かれている「カルシウム」ですが、“かんすい”に含まれる「リン酸ナトリウム」で、体内からミネラルを奪ってカルシウム不足を引き起こすので、カルシウムを添加してつずつまを合わせているのに、いかにもカルシウムを強化しているように表現されていることがあります。
食べた満足感を得て体力強化・疲労回復として、糖質の代謝をサポートしてエネルギーに変える大切な栄養素ビタミンB1、ビタミンB2などの添加物を、栄養強化のために加えるものがあります。
アメリカでは気になる研究を発表しています。
米科学者らは、日本のヌードルスープ料理のラーメンを含め、週に2〜3回ヌードルディッシュを食べた人が心筋梗塞症候群を発症するリスクが高いことを発見した。
多くのインスタントラーメンは、石油産業で使われているブタンの副産物である食品添加物であるTBHQ(ターシャリーブチルハイドロキノン)を含んでいます。
新しい研究では、Dr Shin氏は、特に女性が麺のスラップボウルから健康問題に苦しむ可能性が高いことを発見しました。
多くの加工食品と同様に、塩分が高く、ミネラルの食事が高いと心臓病や脳卒中のリスクが高くなります。
インスタントラーメンの塩分問題
インスタントラーメンには、多くの塩分と添加物が入っています。
塩分は多く摂取することで、血圧が上がり心疾患や脳卒中のリスクがあります。
WHO(世界保健機関)が推奨する1日のナトリウム量は、塩分5gぐらいです。
一方で減塩しすぎて、体調不良になっている方も増えてきたという報告もあり、一体どうすればいいのか?
塩分を取りすぎたら、体から排泄させる食べ物を食べるなどの工夫も大切です。
インスタントラーメンには約5~7gの塩分が含まれていて、1回食べるだけでその日は塩分摂り過ぎになってしまうのです。
インスタントラーメンに含まれる塩分の半分~2/3はスープに含まれているので、麺だけを食べるかスープを残すことで、かなりの塩分を減らすことができます。
災害時の避難所では、インスタントラーメンに関していくつかの問題があったと報告があります。
ラーメンのような汁の多いものはトイレが近くなってしまうので、トイレに不自由しているのでスープを残したい…。
高血圧だからスープを残したい…
こんな非常時に食べ物を残すなんて罪悪感がある…。
スープを残しても、捨てる場がない…。
様々な問題があったようです。
容器付きのカップ麺ではスープは容器に入ってしまっているので、分けることができませんが、自宅などで食べる袋のインスタントラーメンは、スープをはじめから半分しか作らない方法もあると思います。
残りのスープは、ごはんといっしょにいただくなどして、スープをはじめから減らせるといいですね。
インスタントラーメンの食品添加物と塩分を減らすデトックス方法
健康障害になりやすい「過酸化脂質」という毒性物質や、他の添加物・塩分を減らすことができます。
たとえ食品添加物を体に取り込んだとしても、影響を最小限に抑える方法は、麺を作ったお湯をスープに使わないようにすることです。
- 丼にスープの素と熱湯でスープを作る。
- 鍋で麺を作り、出来上がったらザルで水切りをして、丼のスープの中に流し入れる。
- 食品添加物をデトックスし、塩分を排泄させるカリウムが多い具材をトッピングする(海藻類・野菜類)
【デトックスさせるトッピング】
- 食物繊維が多い野菜を食べる。(わかめなどの海藻類や)
- 食物添加物を代謝させる肝臓の機能を高めて、体内の有害物質、老廃物の排泄をサポートさせる野菜類
(キャベツ・小松菜・チンゲンサイ・大根・白菜・カブ・ブロッコリー・カリフラワー・芽キャベツなど)
災害時の野菜不足は、乾燥野菜が使えるように、記事にしていますので、あわせてお読みいただくことでお役に立てると思います。
関連記事:天日干し野菜はムダなく旨味が凝縮!災害時の野菜不足を乾燥野菜で補う調理方法
災害時では水が貴重なので水を捨てる行為はできませんが、日常の家庭内ではちょっとした手間で過酸化脂質を減らすことができます。
そして、スープは残すことをお勧めします。
塩について関連記事:【天然塩】種類と製法で良質な塩を選ぶ!高血圧の原因は塩分ではない?最新医学で脂肪説?
インスタントラーメンカップの容器問題
お湯を注ぐだけで、洗い物もなく手軽に食べることができるカップ麺。
1972年、あさま山荘事件で、極寒の地で長期戦になって多くの機動隊の方々の食糧の確保が大変な中、冷たい食べ物からカップに熱々のラーメンを食べることができるようになったという、非常時での「日清のカップヌードル」は大ヒット商品になりました。
現代でも、非常時にはカップ麺がリストにあがります。
実際、非常時に添加物がどうのこうの…と、語ることさえ申し訳ないことで、生きて食べられることに感謝すべきことだと思うのですが、非常時ではないからこそ考えて揃えることができるとも思うのです。
カップ麺であるインスタントラーメンに使用されている容器と包装材料は、ポリエチレン・ポリプロピレン・ポリスチレンなど合成樹脂が主な材料で、お湯を注ぐと容器に熱と水分によって、化学物質が溶け出して健康に影響を与えるといわれています。
安全性については、「食品用合成樹脂製器具及び容器包装の規格」により規制されているので、健康被害がでるような容器は、市場に出回らないと言われています。
熱と水が加わると微量に溶けるという情報が気になる方は、丼と皿の蓋で代替してつくることで、不安は解決できます。
無添加・インスタントラーメンを非常食として用意!安心な災害保存食オススメ10選
市販の麺には私たちが気がつかない危険な物質が多く使われています。
近頃は、「かんすい不使用」「無化学調味料」「国内産小麦使用」「無添加」などを宣伝するインスタントラーメンが増えてきました。
我が家でも、ストックしているすべてのインスタントラーメンが無添加ではありません。
災害時に添加物なしだなんて、言ってられない!…という気持ちがありますが、だからこそ、平穏な時に用意する非常時目的の保存食は、気を付けようと思ったのです。
高齢者1人・大人6人・子供2人の家族だと、100食を用意しても、10日分にしかなりません。
ごはんやパンなどの保存食もあるので、我が家では100食を無添加のインスタントラーメンをローリングストック法で用意しています。
そして、チキンラーメンや札幌味噌ラーメン・安価はラーメンなども加えて、200食用意しています。
子供のためにと思い、用意した添加物不使用…若しくは少ないインスタントラーメンを紹介します。
登山家が絶賛!懐かしいマルタイノンフライラーメン
主にインスタントラーメンを中心とする食品加工会社、株式会社マルタイさんのラーメンは、一部で熱烈な人気を誇るラーメンで、赤字続きの会社を救おうと箱買いをする人もいます。
特に、登山家の間では、バックの中でかさばらないことと、ちぢれ麺ではないことから、寒いとき残りのスープにごはんを入れて食べるなどの工夫ができるので、「棒ラーメンは登山食のホームラン王」とまで言われています。
私もシンプルなマルタイラーメンは食べたくなる麺類で、常に10束のストックを用意して、刻みネギだけのトッピングが好きです。
ノンフライ・ノンスチーム製法なので、生めんに近いストレート麺のインスタントラーメンです。
JAS有機インスタントラーメン
自然食品売り場では定番、桜井食品さんの「有機らーめん」(味噌味・醤油味)
国内産の有機栽培小麦を原料にした麺を、ノンフライで 乾燥させています。
添付のスープも味噌味は、国産有機原料を使用した味噌を中心にして味を調え、醤油味は国産有機原料を使用した醤油を中心に作られています。
添付のスープ、有機酵母エキスパウダー、にんにく、昆布粉末、 生姜、こしょう、唐辛子で味付けされ、畜肉や魚介類等が使用されていませんが、あっさりとした味の中に素材の味や香りがする スープになっています。
どんぶりにお湯を注ぐだけのインスタントラーメン|かんすい・化学調味料不使用
かんすいを使用していないのですが、湯戻りが良くのびづらい独自の製法で、麺は国内産の小麦粉を使用した安心できるインスタントラーメンです。
丸鶏だしをふんだんに使用され、化学調味料を使用せず、遺伝子組換えしていない大豆を使用した醤油と、野菜のうまみで仕上げてあるさっぱりしたインスタントラーメンです。
丼に麺を入れ、お湯をかけて 3 分で食べる、お湯をかけるだけのインスタントラーメンです。
無添加野菜インスタントラーメン|ノンフライ麺で無添加・野菜がうれしい!
桜井食品さんの乾燥野菜入りのインスタントラーメンです。
国内産小麦粉を100%使用し、油で揚げずに熱風乾燥で仕上げたノンフライ麺です。
災害時の非常食では野菜不足になりがちですが、たっぷりと乾燥野菜が入っているので、これ一杯で満足できます。
ごま油の香りがする醤油ラーメンです。
玄米のインスタントラーメン|無かんすい化学調味料不使用でノンフライ
自然食品会社オーサワさんのインスタントラーメンです。
麺は、国内産小麦粉に国内産玄米粉を配合して作られていて、無かんすいでノンフライの乾麺です。
スープは、国内産丸大豆を使った本醸造醤油を使用され、化学調味料・砂糖・動物性原料不使用です。
玄米はバランスのよい栄養が摂れるので、同じ麺でも玄米入りはうれしいです。
植物性素材でつくったこだわりのインスタントラーメンです。
発芽玄米&十穀のインスタントラーメン|無かんすい化学調味料不使用
発芽玄米らーめんは、国産小麦粉に発芽玄米粉を練り込ませてあり、無かんすいの麺です。
遺伝子組み換えされていない原料を使用し、1食あたりギャバ(γ-アミノ酪酸)が1.8mg含まれています。
特製スープは合成食品添加物などの化学調味料・着色料は使用せず、非遺伝子組換え大豆使用の醤油をベースにしたあっさりとした胡麻醤油風味です。
十穀らーめんは、国内産の十種類の穀物を使用したノンフライのインスタントラーメンです。
小麦粉は北海道で特別栽培された小麦に、北海道、岩手県、岐阜県で栽培された十穀(黒米粉、発芽玄米粉、小豆粉、発芽玄米粉、大麦粉、もちきび粉、もちあわ粉、うるちひえ粉、アマランサス粉、はとむぎ粉)を配合し練りこんで、無かんすいで作られた麺です。
原材料に遺伝子組み換え原料や化学調味料は使用していません。
豆乳カレーインスタントラーメン|無かんすい化学調味料不使用
国内産小麦粉にかんすいを使わないコシがある麺です。
カレー風味に豆乳と鶏と野菜の旨みが凝縮されたまろやかなスープに、丸鶏のコクとコーンと玉ねぎの甘味がプラスされているのですが、化学調味料、着色料を使用していません。
丼に麺とスープを入れ、お湯をかけて 3 分で食べられる、お湯をかけるだけのインスタントラーメンです。
替え玉オーガニックノンフライラーメン|有機JAS認定のオーガニック
スープがない麺だけなので、ラーメン、焼きそば、冷麺、サラダ麺、ジャージャー麺、つけめん、鍋の〆など幅広く使えます。
かん水・澱粉などのつなぎや卵白など動物性原料も一切使っていない麺で、北米産有機小麦と瀬戸内海の塩のみを使用してできている、化学調味料不使用の有機JAS認定のオーガニックの麺です。
コレステロール・トランス脂肪酸はゼロなので、コレステロールや油などの指導を受けていて、健康が気になる方におすすめです。
スープ付きも販売されています。
そのスープは、有機醤油の豊かな風味に、ポークやチキン・有機にんにく・宗田節などの旨味を効かせたコクのあるおいしさです。
ノンオイルで無かんすいの焼きそば
ソース焼きそばは、麺は国産小麦粉を100%使用してある無かんすい麺です。
特製ソースは野菜・果実等の植物性原料(りんご・トマト・玉ねぎ・にんにくなど)で仕上げ、動物性原料(チキン・ポーク・ビーフエキス及び魚介エキス)や油脂類・化学調味料・着色料は使用していない、ノンオイルオリジナルソースです。
そして、さとうきびのうまみを残した「さとうきび粗糖」と、天日乾燥した創健社の「地中海の天日塩」をソースに使用して、素材を活かしています。
特製ふりかけは、青のりと梅酢で漬け込んだ紅しょうがをブレンドしています。
液体ソース焼そばは、北海道産の契約栽培小麦粉を100%使用して、かんすいは使用していません。
揚げ油は100%植物油を使用した麺になっています。
特製液体ソースとふりかけがついています。
調理方法はフライパンにお湯200cc(コップ1杯強)を沸騰させて、麺を入れます。麺がほぐれて水気がなくなりかけたら液体ソースを加えて、混ぜ合わせながら軽く炒め平皿に移して、ふりかけをかけてできあがりです。
インスタントラーメンの多くは、有機家さんで購入しています。
インスタントラーメンは災害時の保存食として用意
インスタントラーメンは、保存食として賞味期限が長いものですが、無添加などはやはりちょっと期間が短いです。
しかし、塩分や脂質、糖質も多く含まれている上、高血圧や糖尿病、心疾患、腎臓疾患、血栓症、脳疾患などのリスクがある化学調味料や添加物・合成保存料なども含まれています。
きっと、非常時は食べるものがあるだけでも感謝の気持ちでいっぱいになるのでしょう…。
しかし、日常ではできるだけ安全な食品を購入していきたいと思っています。
私は、近所の自然食品店や、楽天の「有機家」さんで購入することが多いです。
もしよろしかったら、他にも安全な食品が販売されているので、覗いてみてくださいね。
あったかいスープや味噌汁は、途方に暮れて精神的に落ち込んでしまうそうな時、フゥ~って一呼吸して心が穏やかになる食べ物です。
まして、寒い日で暖房器具が用意できない状況時は、あさま山荘事件の時のように、インスタントラーメンは最高のごちそうになるのでしょう。
保存食として用意をしている平常時だからこそ、自分や家族の健康を考えたモノを用意したいとも思うのです。
災害用として食べる状態は考えたくありませんね。
ローリングストック法として、食べていかなければならない食品なので、はやり安全に近いインスタントラーメンにしていきたいですね。
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